4P⇒4Cというフレーム
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田中です
最近はわりと映画づいてます。
「ベロニカは死ぬことにした」の海外版はとてもとてもいい映画でした。
落ち着いた映像美と地下水脈を探るような深い洞察。そういうの好きです。
◆そんなことはさておき
たまにはマーケティング用語について紹介してみようかしらと思い。
マーケティングの基本と言えば?⇒4P!
と膝蓋腱反射のように答えてしまいます。
実はその前のSTP分析の方がもっと大事だと思いますが(笑
※STP分析:Segmentation,Targeting,Positioning
4Pに代わる別のマーケティングミックス概念として4Cという概念があります。
- Customer Value
- Customer Cost
- Convenience
- Communication
の4つのCです。
4Pとの対応は
こういう対応になります。
この概念はノースカロライナ大学のマスコミ学科のロバート・ラウターボーン教授によって1980年代に提唱された概念だそうです。
4Pは売り手側の視点。4Cは顧客側の視点。これが大きな違いですね。
教授は「売り手は4Pを設定する前に、まずは顧客側の視点の4Cを検討することから着手すべきだ」と主張したそうです。
考えてみればそりゃそうだよなと思うようなことですが、認知度からすると圧倒的に4Pの方が知られているような気がします。
なぜだろう。。。
Customer/Company/Competitorの3C分析と間違えやすいCだからでしょうか。
ともあれ。販促企画を考える時なんかは自然と4C的に考えてますよね。
今日はこんなお話ですv