アメリカDMA公認 ダイレクトマーケティング資格 ファンダメンタルマーケターに合格しました!
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みなさんこんにちは。田中です。
わたくし。
本日、表題の資格に合格いたしました。
◆ファンダメンタルマーケター
アメリカ Data & Marketing Assosiation(DMA)が主催するダイレクトマーケティング資格の名称です。
日本では、フュージョン株式会社さんが運営しています。
https://dcfm.fusion.co.jp/
こちらで資格の詳細を確認できます。
◆どんな内容?
全10モジュールから成る体系です
01.オファーと行動喚起
02.ダイレクトメールキャンペーン
03.クリエイティブ コピーライティング
04.コンテンツマーケティング
05.ソーシャルマーケティング
06.eメールマーケティング
07.Webとサーチエンジンマーケティング
08.データ分析とテスト
09.データベースマーケティング
10.効果測定
このような体系です。
全部で25時間くらいのeラーニング内容です。
最後に検定テストがあります。
自身のこれまでの知識の整理をしたり、新しい考え方を得たりと、よい知識体系にまとまってるなと感じました。
プロモーションにおいては、チャネル・媒体横断が当たり前の時代ですので、上記のように、広く深めに取り組める点でもよい内容と思いました。
◆雑感
10モジュールの最初に、バリュープロポジションという概念が紹介されます。
「商品・サービスが提供を約束している価値で、顧客からその価値は実際に提供され経験できると認められること」
こういう定義として紹介されています。
それは、商品やサービスそのものと価格でもって感知できるものです。
そしてそれは、オファーの重要な要素である。
としています。
別の言い方をすると、
その人にとって魅力を感じない商品やサービスはいくら安くされたからといっても、
思い切って言うならば、タダであげると言われても、手に入れる魅力を感じない。
こういう状態とは逆の状態。
とも解釈できるかもしれないですね。
例えば、私であれば、エルメスのバーキンをあげるよ、と言われても、私自身としては
「いやー、すごいお高いものだってことは知ってますが。。。いらないです(手に入れたいと思わない)」
と思います。
※尤も、私以外の存在を動機として手に入れたいと思うかもしれないですが。。。(笑
でも、これが、
「ガンダム30周年を記念した、劇場版めぐりあい宇宙の限定ブルーレイをあなただけに特別に販売いたします!」
と言われると、
どんなの?いくら?まだ買えるの?
と矢継ぎ早に大脳辺縁系がスパークします。
そして、これはすぐ買わねば!と思って、購入し、達成感を得て
きっと、
大事に棚にしまっておくと思います。
たぶん1回くらい見るかもしれませんが(笑
ちなみに同じアニメだからと言って、弱虫ペダルには、私はこのようには反応しません。。。
プロモーション施策を中心にお仕事をしている我々です。
ですので、お客様に関わる範囲は、プロモーション提案やチャネルデザインがせいぜいです。
だから、「商品そのもの」や「価格」といった要素の意思決定までにはなかなか関われません。
プロモーションの観点から逆引き的に、商品のことや価格のことについて、よいアイデアが思いついたとしても、なかなか関わることが難しいです。
なにせ、お客様の商品ですので。。。
つまり、バリュープロポジションの意志決定にまでは手が届きにくいということです。
もちろん、プロモーションを生業とする我々ですので、プロモーション設計については、最善のアイデアをご提案しております。
しかし、商品やサービスが支持されるかどうかは、プロモーションの技量だけによるものではなく、商品やサービスの価値そのものが、チャネルやプロモーションに先んじて重要であり、多くの消費者もしくは、フォーカスするターゲットに対しては尚更のこと、価値が意味をなさない商品やサービスを、プロモーションの力だけで販売しようとするのは根本的に困難であり、倫理を犯す可能性もあります。
これは、多くの書籍にも同様のことが紹介されていて、今回の知識セットを獲得する上でも、重要な共通点だなと感じました。
だからこそ、普段プロモーションでお取引させていただいているお客様に対しても、プロモーション業務はもちろんしっかり担当していくと同時に、商品やサービスそのものについても考えられる限りのアイデア・施策をお伝えしていかなければならないとも感じました。
多少、越権・領海侵犯だと思われてもです。
お客様に「オタクに言われなくても分かっているよ」と思われてもです。
その態度が、当社のバリュープロポジションのひとつとして知っていただきたいとも思っております。
商品・サービスそのものの改善に関われなくとも、もしかしたら、情報を伝えるべきターゲットを整理することで、売上・収益改善に貢献できることもあります。
その場合、当社はプロモーション施策のご提案というよりファシリテーションというお仕事をすることになりますね。
今回の資格取得を通じて上記のようなことを感じました。
いつもできるだけ簡潔に紹介しようと思いながら、そこそこのテキスト量になってしまい、それこそコピーライティング的に恐縮します。
この時点ですでに2000字超えです。
ここまで読んでいただき大変にありがとうございます。
なお、こちらの資格は、当社で複数人取得に向けて取り組んでおりますので、他メンバーの資格取得については随時ご報告させていただきます。
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
今年も何卒よろしくお願いいたします!