第31回全日本DM大賞に今年も入選いたしました
- お知らせ
みなさんこんにちは。田中です。
ご報告が遅れましたが、去る3月3日に東京丸の内 JPタワーにて第31回全日本DM大賞贈賞式が行われ、当社が制作を担当いたしました、株式会社アメリア・ネットワーク様が昨年に引き続き入選いたしました!
当社としてもとても嬉しいことですので、企画概要や成果などご報告いたします。
◆クライアント様
株式会社アメリア・ネットワーク
http://www.fellow-academy.com
<主な事業内容>
・翻訳の専門学校 フェロー・アカデミーの運営
・翻訳者ネットワーク「アメリア」の企画運営
◆DM施策概要
<狙い>
翻訳の専門学校 フェロー・アカデミーにおける、休眠顧客活性化施策。
資料請求を行ったがその後、受講に躊躇されている方や、一度学習を始めたものの、その後の学習継続が止まってしまわれた方に、翻訳体験レッスンをご案内し、プロの翻訳家への道を再度志していただく狙い。
<工夫点>
翻訳の需要には「実務」「出版」「映像」の3大分野があり、それぞれの分野でユーザの興味や目的は異なります。
訴求内容は
・実務:かばん型
・出版:ブック型
・映像:映画カメラ型
と各分野の象徴的なアイコンで型抜きをした形状とし、形状から連想を高める設計としました。
封筒も透明封筒とし、一見して楽しそうな雰囲気が伝わるよう演出。
裏面には、その分野だけの体験レッスンを案内することで、よりユーザの興味にあった情報を提供できる工夫を行いました。
◆成果
販促活動ですので翻訳体験レッスンへのお申込み数が評価ポイントとなります。
「レッスン申込数」という点では、昨年の施策と比べると若干、反応率は下がることになりました。
しかし。驚くべきことに、今回の施策では、アイコン形状などの分かりやすさが奏功したのか、翻訳体験レッスンを飛び越えて、本講座受講の申し込みを多数いただき、結果としては、昨年と比較すると10倍以上の成果を獲得という結果となりました。
◆所見
プロの翻訳家になる!ということ。
これはきっと、個人の心の内から湧き上がる動機がないと行動できるものではないと思います。
通信販売でおいしい物を購入する動機とは違う性格です。
だからこそ、DMの”触覚”というフィジカルな刺激で訴えるからこそ、多くの方に”プロの翻訳家になる”という思いを思い出していただけたのではないかと思います。
LINEメッセージでも、メールでもなく、手紙という形態。
内発的動機に支えられるサービスをお伝えするには、ご案内する側もしっかりと意志をお伝えするべく、情報に質量を付け加えることで人は、より注意を振り向けられるものだと思います。
さいごに。
今回は応募総数651点の中から、入賞・入選は54件。
上位8.3%に入ったのだと思うと感慨も深く、昨年に引き続き入選という評価をいただけたことは、アメリアさんにとっても、当社にとっても、とても嬉しい結果でした。
今回の受賞を励みにしながら、よりアメリアさんの発展に貢献できればと思います。